早いもので、北海道から
マルカートのタテヤマユキちゃんが来て、
もう1週間が経ってしまった。
よく「楽しい時間は遠ざかるのが速い」と思うが
今年は、そんなことばかりだったような気がする。
気がつけば、師走の足音が聞こえてきた。
コトリ木のチャッツワースでのコンサートは
なぜかいつも慌ただしい。
それは、もう15年もお店に通う常連であったり
一時期、スタッフとしても身を置いていたこともあり
「いつもの藤木さん」「しのちゃん」とは
かけ離れた存在の歌い手「コトリ木」して登場しなければならず、
その「いつもの場所」で歌うのは楽しみであり、
そして、それゆえに課題も多くなる。
他のどのアーティストより「お店側」に近い存在ではあるが、
それゆえに、超えがたい「日常」から「非日常」に
気持ちを切り替えるとき、どうしても「時間」が必要となり
やはり気持ちが、慌ただしくなるのに違いない。
だからこそ、チャッツワースでのコンサートは
1番難しく、楽しみなステージなのである。