コトリ木のアリガタ記

シンガーソングライター「コトリ木」の活動記録

6月のロンド!その4(完結編)〜笑えばいい!!と彼女は言った

6月のロンド、その4。

前回のあおすじ
思いがけず笛を吹くことになり、焦る藤木だったが・・・?!

メロスは激怒した。

…ではなく、コトリ木は恐怖した。
必ず、かの楽曲の笛を1音の間違いなく吹かねばならぬと決意した。

しかし、リハでは60パーセントの確率で笛を失敗している。

いよいよ本番直前、急に冷静になった俺は 彩乃さんに
彩乃さん、やっぱり笛はダメです!失敗したらどうしよう… :;(∩´﹏`∩);:」
というミュージシャンとしてあるまじきヘタレ発言をした。

だが、まさかの彩乃さんの返答は!

彩乃「そしたら、笑えばいい!!!!

藤木「えっ?!!」

彩乃「レラシー(メロディ)ピボッ、…フフフーーンフンフーン!!って後は歌えばいい!!

藤木「あ、彩乃さん…!!!( ;∀;)」

それは、本番直前に俺が見た彩乃さんの漢気溢れるエールだった。
(中略)
そして予定通り本番が始まり、私はなんと一音も笛を間違えず
俺、楽しんじゃってます!」みたいな余裕の表情で無事にサポートをやり遂げました!

3曲目のコーラスが終わって退場する時には
憧れていたミュージシャン同士の「お疲れ様!」みたいな笑みを交わし
彩乃さんと無言の会話が出来たのが、本当に光栄で、
まさに夢が叶った瞬間でした。

なんというか、彩乃さんの懐の深さと器の大きさを感じたエピソードでした。

ステージを共にさせて頂いて、私が思った大木彩乃さんのすごいところ。
1・リハーサルと本番で全然違うアレンジで演奏されるところ!
2・歌詞を忘れてもその場で作ってしまうところ!
3・最後にコトリ木を「ことるき!」と言っちゃうところ。大好きです…笑



彩乃さんのライブは隅でひっそりと熱く鑑賞させて頂きましたが
セットリスト後半でスーッと「あれ?熱が下がったかも…!」
と思う瞬間があったのも不思議でした。
本当に奇跡のような…!

お客様も、なぜか初めてお会いする方でも
初めてお会いする感じがしなかった!

コトリ木の「旅をしませんか」も
本当に自然にふわーっと皆様が歌ってくださって…!

陽子と共に実感しましたが、それは本当に感動的でした。
ライブの開催に至る経緯も、ライブ中の会場も、
最後に三人で歌った「ひなたでこうちゃ」も!
すべてが良い方向に回り回って、本当にロンドのよう。

               

彩乃さんパートでは
大好きな「ピリカ」、「金色の雨」、迫力の「サーカスの夜」、
そして私を暗闇から導いてくれた「地下鉄に乗って」。
どれも本当にワクワクしました。
彩乃さんが曲を作るきっかけになったお話を聴けたのも
大変嬉しかった。

アンコール、陽子がピアノを弾き、
彩乃さんが歌とアコーディオン、私がコーラスさせて頂いた
「幻の魚」、そして本当に最後の最後に
コトリ木の「ひなたでこうちゃ」を僭越ながら
歌わせて頂きました。

最後の2曲は、あえてのオフマイクでした!

最後がコトリ木の曲でいいのだろうか・・・と
恐縮でしたが、終演後のアンケートには、
3人の声が重なった「ひなたでこうちゃ」が良かった!
という感想を多く頂き、胸を撫で下ろしました。
三人のアルフィー魂がここに集結した瞬間…!!アリガタ…!

すべてが素敵な「6月のロンド」でした。
まさにたくさんの彩乃さんマジックが起きた、幻の一夜。

ライブが終わった翌日、
すべてが良い方にまわるような、
そんな感じの良い気をたくさん頂きました。
それが6月のロンド効果!!笑♪

またきっと加古川や秋田でご一緒したいです!

さぁ、次のステージへ♪



最後にお客様のTwitterを了承を得た上、掲載させて頂きます♪ 

「はなまさ @hanamasa2002
今日も大木彩乃さんにどっぷり。対バンにコトリ木&井波陽子。
彩乃さん+コトリ木choなんてのもあり、もう夢のよう。ハモってる〜☆
アンコールは3人で彩乃さんの幻の魚、コトリ木のひなたでこうちゃを。
井波さんがピアノで彩乃さんがアコーディオン、そして3人のボーカル。なんて贅沢なんだ!」

「サー伯爵(濃厚ブランチ) @fuukitomy
コトリ木・大木彩乃『6月のロンド』終演しました。コトリ木にとって「15年待った」という今日は、38度台の智慧熱を出しつつも、大木さんが歌でやってくきっかけの「ハモりの愉しさ」と、今のご両人の「動きは少なくとも深い」音楽を、頭上から根を下ろす様に楽しませてもらいました。謝謝!」


追伸・・・
(ちなみに、笛について言及しているアンケートは
1つもありませんでした☆)